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2006/10/24 火曜日

髪型をほめてみた

Filed under: おねえさん,日記 — murata @ 22:40:18

月曜日。

生命保険のお姉さん(しかも、ふっくらほっぺ)の髪型が変わっていました。

「髪、切りました?」

はい。きりました。

「かわいい。」

ありがとうございます。(冷静…)

火曜日。

ショートボブで推定身長153cmのお姉さんの髪も、少しだけ短くなっていました。

「かっこいいですね。髪。」

ありがとうございます。(冷静…)

うーむ。機会があるたびに言ってるせいか、あんまり反応してくれなくなった…。

あ、いえ、だれにでも、ところかまわず言ってるわけじゃないです。
お姉さんをみたら、まず褒めろと、プエルトリコにいるママが言ってたから。

…だれだ、それ?

2006/10/23 月曜日

公園を突っ切る

Filed under: 日記 — murata @ 22:02:23

仕事場へ歩く途中に公園があって、べつに公園を突っ切っても歩く距離は変わんないんだけど、なんとなく突っ切ったほうが楽しそうで、でも、雨になりそうなうな空模様の朝に、傘を引きずりながら公園の中を歩いていると、このまま公園を抜けていったら、いままでと違う場所に出ちゃいそうな気がしてきました。

公園を抜けてタバコ屋さんの角を曲がると、曇り空の下には、なぜか灰色の海が広がっているんです。あわてて公園に戻ると、いままで通りの風景なんですけど、もとの街とは少しずつ違うんです。

もちろんこれは、ちょっと前に観た『ルート225』の影響なんです。でも本物の朝なので、多部美華子ちゃんは歩いてないんです。肉まん温めながら踊ったりもしないんです。空想とフィクションの区別くらいつきます…あれ?

でも、街の様子が違ってても、ショートボブで推定身長153cmのお姉さんがいるカフェさえあれば、わたしは大丈夫なのです。そのカフェがなかったら、わたしはどこでカフェラテを飲めばいいのですか。だから、これは絶対条件なのです。

でも、街の様子が同じでも、ショートボブで推定身長153cmのお姉さんがいるカフェがなかったら、わたしがカフェラテを飲めなくなります。したがって、これは十分条件でもあるのです。

数IIBの問題なのです。もうこれでセンター試験もばっちりです。
というわけで、公園を抜けて街の様子が違ってても、ショートボブで推定身長153cmのお姉さんがいるカフェはあるのです。だいじょうぶなのです。

それがわかったので、元気になりました。あるっこー。あるこー。です。

あ、でも、もし街の様子が違ってて、ニューヨークで蝶が羽ばたいて、そのせいでゴビ砂漠に風が吹いて、桶屋が儲かって、だもんだから、仕事も忙しくなって、木村文乃ちゃんの新作の映画が観れなかったりしたら、ショートボブで推定身長153cmのお姉さんがいるカフェがないのと同じくらいイヤです。

だから、やっぱり、公園を抜けても街の様子は違ってないほうがよいのです。

2006/10/22 日曜日

おにぎりの夕方

Filed under: 日記 — murata @ 22:32:21

休日の夕方、都内に向かう上り電車で、四人掛けの席にひとり座ってた おじいさんが食べてた おにぎりが、なんか、とてもおいしそうだったんです。

左手に広げたラップの中のおにぎりは海苔で包んであって、齧ったとこからは、白いごはんと、赤い梅干だか紫蘇の葉だかが覗いていて、それをおじいさんは、背中を丸めて齧って、ときおり口のなかで音を立てながら食べていて、なんか、ほんとにおいしいものを食べてるって雰囲気がするのです。

いい塩梅にくたびれた背広姿。
おじいさんは、たぶん北品川のあたりに、あのあたりであさりが獲れた昔から住んでいて、娘さんは茅ヶ崎あたりにお嫁にいって、もうお孫さんも大きくなって、長野あたりの学校を出て、そのままそこで結婚してて、そのお孫さんがひさしぶりに、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて実家に帰ってくるというので、おじいさんは、朝から家を出て、ひ孫の顔を観に、娘さんのとこに出かけて行って、その帰りなのにちがいありません。

ひ孫の顔は、まだくしゃくしゃで、そういえば、娘が生まれたときもこんなだったな。と思い出すんです。お孫さんが抱き上げた赤ちゃんを、おじいさんが受け取ったとたん、赤ちゃんが手足を ばたつかせながら、大きな声で泣き出したので、あわててお孫さんの腕に返すんです。娘さんもお孫さんも、そのおじいさんの様子をみて、声を出して笑ってるんです。

おじいさんは、ひ孫の顔を観ながら、ほんとはお酒を飲みたかったんだけど、娘さんがいい顔をしないので、娘さんの旦那さんと、お孫さんの旦那さんと三人で、ビールの大ビンを1本飲んだだけだったんです。でも、それが今頃になってもちょっとだけ気持ちいいままなのです。

おにぎりは、あんまり料理の得意じゃないお孫さんが、電車の中で食べてね。って言って、渡してくれたんです。でも、ごはんだけは、新米を厚釜のIHジャーで炊いたんで、冷めてもおいしいんす。

おじいさんは、きっともったいなくて食べれなくて、でも日が落ちて窓に映る自分の顔を見てると、ちょっと寂しくなって、電車の中で食べてって言ってくれたお孫さんの声を思い出して、包みを広げたんです。

おじいさんは、たぶん電車を降りて、うちに帰るまでの道すがら、きょうはいい一日だったなあと思うんです。

駅前のファッションビルがなくなってしまって、いっしょになくなったと思ってたテナントのカレー屋さんを、別のテナントビルでたまたま見つけて、ひさしぶりにおみせのおばちゃんとおしゃべりして、おいしいカレーを食べた帰りの電車の中での空想です。

2006/10/21 土曜日

銀河鉄道の夜

Filed under: 日記 — murata @ 22:23:42

映画化されたようなので、前売り券を買ってみました。

銀河鉄道の夜〜I carry a ticket of eternity〜

前売り券だから、もちろん二枚です。
あ、いや、前売り券だからって、もちろん二枚買う必要はないのですが、二枚買いたいじゃないですか。で、「もらったんだけど、もしよければ」とか言って、お姉さんを誘ったりするんです。

これが、難しそうな映画だったりすると、「うーん、ちょっと」とか言って敬遠されると思うのです。
恋愛映画だったりすると、警戒されて「考えとく」と言われたまま、きっと返事ももらえないのです。

韓国とか香港とか台湾とかの映画だと、じつはお姉さんのほうが詳しくて、「出てる俳優さんがいまいち」とか言われてしまうのです。
それどころか、お姉さんが、韓国とか香港とか台湾のひとだったりすると、夏休みに国に帰ったときにすでに観てて「ストーリーがちょっとねぇ」なんて言われたりしたら、へこんでしまうのです。

言うまでもないことですが、テレビCMが流れてるような映画だと、お姉さんには先約があったりするのです。くやしい思いは夕日に向かって叫ぶしかありません。

だからこの映画は、お姉さんを誘うアイテムとしては、非の打ち所がないと思うのです。
すでにアニメ版をレンタルビデオで観ちゃってるお姉さんでも、アニメ版で感動してるから、ぜったい、また観たいはずなのです。原作を読んだことのあるお姉さんだったらなおさらです。

原作を知らないお姉さんでも、タイトルくらいは知ってるはずなのです。
「なにそれ、聞いたこともない」っていうお姉さんは、いないって設定なのです。

もし、お姉さんを誘えなくても、ひとりで二回観てもいいんです。…いいんですから。

2006/10/16 月曜日

ミニカーを買ってきた

Filed under: 日記 — murata @ 23:35:05

ミニカーといいながら、ぜんぜんミニじゃないです。
そういえば、ショートボブで推定身長153cmのお姉さんのミニスカート姿を見かけました。もちろん ‘むちゃくちゃ’ かわいかったです。
でも鑑賞品なので、みてるだけなのです。

あ、お姉さんのはなしではなくてミニカー。こちらも鑑賞品なのですが、買ってこれるのです。1/18のスケールなので両方の手のひらくらいの大きさなのです。
でも、たいていの男の子は1/18と聞いただけで、おおよその大きさがわかってしまいます。1/18のミニカー。男の子の憧れです。ちなみにリカちゃんは、1/8スケールです。

FIAT 131 abarth rally

都内のミニカーショップを廻っても見つからなくて、それでもどうしても欲しかったので、取り寄せてもらいました。

…ゼッケン違いが出てるんですけどどっち?…そんなこと言われても、ゼッケンなんてこだわりないし…どっち?…じゃあ、早く来るほう。

やっと来ました。早くくるほうでも二週間です。どうしても欲しいと思っていたのを思い出すのに二分くらいかかりました。

知らないひとに言うと呆れられそうな値段です。
いくらかと言われても…えぇと…えぇぇぇ。ばか?

じつはこのクルマ、本物に乗ってたのです。
日本には数台しか輸入されてなかったらしいのです。だから、自分以外のクルマを街なかでみかけたことは一度しかないのです。あまりにも数が少ないものだから部品が置いて無いのです。だから壊れるといつまでも直ってこないのです。そのくせによく壊れるのです…

でも、むちゃくちゃお気に入りだったのです。だもんだから、九州まで往復してしまうのです。案の定、行きでも帰りでも壊れるのです。携帯電話なんて社長さんしか持っていない時代だから電話帳で修理してくれる工場を探すのです。でもそこまで走るのもケムリを吐きながら息も絶え絶えなのです。まわりのクルマは半径10メートル以内に寄ってこないのです。…でも、でも、ちゃんと帰ってこれたんです。えらいです。

あとで、お店のひとに、そりゃ無茶だろって言われました。

FIAT 131 racing

運転が嫌いになった原因です…

2006/10/12 木曜日

予感はあったんです

Filed under: おねえさん — murata @ 23:27:40

朝起きたら、まだ、はす向いのおじいさんは通りの掃除を始めていなかったし、燃えないゴミを捨てにおもてに出たら朝焼けが壮絶に綺麗だったし…

この秋からまた、夏前までいた仕事場に戻りました。
そうなると、ショートボブで推定身長153cmの店員さんがいるカフェに通うことは、もう必然です。いくら木村文乃ちゃんが最近のお気に入りだからといっても、遠くの他人より近くのお姉さんです。…どちらも他人なのですが、そんなことには誰も気づいてません。…そ、そうか?

でも、でも、いつ行ってもいないのです。ショートボブで推定身長153cmの店員さん。これではなんのためにこの仕事場に戻ってきたのかわかりません。…そ、そうなのか?

ほかにも知ってる店員さんがいるので聞いてみてもいいのですが、そうなると、その店員さんと仲良くしてもらえなくなるかもしれないので、躊躇してしまうのです。躊躇なんて、パソコンがなければ漢字でかけないのです。ちなみに躊躇は、’ちゅうちょ’ と読むのです。その店員さんも推定身長153cmなのです。ショートボブでないのが識別点です。…そ、そうだったのか。

きょうは、仕事場からちょっと離れたお店でお昼。そこからいつものカフェまで歩くのはちょっと無理な距離。でも歩きました。夏日です。うっすらどころか、普通に汗して。
だって予感があったのです。近所のノラ猫の集会所には新顔の子ネコがいたし、朝の電車は遅れてたけど混んでなかったし…。

そしたら、いらしたのですよ。ショートボブで推定身長153cmの店員さん。

ちょっとだけ短くなったショートボブに、スタバ10周年のキャップなのです。おいしいカフェラテをいれてくれました。

これでしばらくは生きていけます。

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