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2010/3/21 日曜日

α7000液晶交換

Filed under: — murata @ 14:19:03


ほんの少しだけ、だれかの役に立つかもしれないコンテンツ

–このページでは、MINOLTA α7000 の上面液晶ディスプレイ交換の方法を説明しています。


免責:  この記事の情報に基づいてカメラの修理・改造をおこなったことにより、カメラの動作に不具合が発生した場合、本記事、およびその執筆者は、いっさいの責任を負いません。
 カメラの修理・改造は、各位の責任でおこなっていただきますようお願いします。
 なお、あきらかな間違いや、わかりにくい箇所がありましたら、こちらでご指摘いただけると幸いです。

いまでは、カメラ屋さんのジャンク箱でみかけることも多い MINOLTA α7000。でも、もとが頑丈なのか、外観に目をつぶれば、実写可能な個体も多く残っています。

そこで気になるのが、上面液晶ディスプレイの液晶漏れ。

逆に、実用には供さないけど、液晶はきれい。という個体も同じくらいの頻度で見つかります。

ジャンク箱の中なので、どちらも値段はおなじくらい。安いと 500円、高くても、2,3千円というところでしょうか(2010年3月現在)。


液晶の交換は +/- のドライバ1本づつでできます。


用意したのは、メガネ用のドライバ。両側に +/- のドライバが付いています。

まず、矢印で示した、6本のネジを外します。
・トップカバー左右
・MINOLTAロゴ脇左右
・アイピース脇左右

左手がわ側面 右手がわ側面

ネジは、それぞれ長さ、ピッチが異なります。どこから外したネジかは、ちゃんとわかるようにしておきます。

右手がわは、ストラップ取り付けの部品がいっしょに外れてきます。

もうひとつ、電池ボックスの中にあるネジを外します。

小さな部品がいっしょにはずれます。

これだけネジを外すと、トップカバーが外れます。
まだ本体とは配線がつながっていますので、強くひっぱらないように注意します。
トップカバーを持ち上げると、MINOLTAロゴの銘板、アイピース枠も外れます。

液晶ディスプレイは、前面と背面の2カ所が金具で固定されているので、金具をドライバで軽く開いて外します。

液晶ディスプレイは基盤の上に乗せてあるだけですので、ドライバで基盤を軽く押さえながら、ゆっくりとはがしていくと外れます。
あとは液晶ディスプレイを交換して、逆の手順で組み立てるだけです。


個体によっては、組み直したあと、スイッチをいれても、液晶ディスプレイになにも表示されない場合があるようです。このときは、電池の抜き差しをなんどかやってみてください。

それでもダメなら、きっと寿命です。

安らかに眠らせてあげましょう。

1件のコメント »

  1. There are no words to describe how boiacdous this is.

    コメント by Maria — 2013/10/5 土曜日 @ 7:35:44

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