計算尺を買いました。小さいのを使っていたのですが、どうにも使いにくいので、こんどは大きいやつ。
もう売ってるところも少ないみたいで、やっと銀座のITO-YAさんで見つけました。
で、この計算尺、なにができるかというと…
・直線をひけます。
・背中も掻けます。
・ぶんちんになります。
・おじゃる丸の杓のかわりになります。
もちろん、こんなことをするために買ってきたわけではありません。
この計算尺、じつは、ここだけのはなしですが、なんと、計算ができるのです。
世のなかの9割くらいの計算は、精度さえ気にしなければ、電卓のキーを叩いている間に計算が終わってしまいます。…すいません。たんにキーを打つのが遅いだけです。でも、うちの場合、さらに電卓をどこに仕舞ったかがわからなくなっているので、電卓を探してる間に計算が終わっています。…計算尺をどこに仕舞ったかわからなくなるという事態は棚上げしています。比較広告なんてそんなものです。
わたしの世代までは教科書に載っていた計算尺。お店で探すときは、年配の店員さんを探して訊くようにしていました。
「計算尺を探しているんですけど…」
どの店員さんも、きまって少し嬉しそうな顔をしてくれてました。