ブタ

ブタ好きなのです。ブタかわいいよブタ。
あやや って、仔ブタ顔だと思うのです。
だから、あやや も好きなのです。

それはさておき。

有楽町のフリーマーケットで買ってきたブタです。
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スライムみたいに ぺたぺた してるボールの中に水が入って ぷにぷに してるのです。
てのひらの上で にぎったり、つまんだり、のばしたり、ちぢめたり してても気持ちいいのです。

さて、
ひととおおり弄ったら…

テーブルに たたきつけます…

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つぶれます…。

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むにに…。

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むに…。

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むにむに…。

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復活。

『つぶれるブタ…だけど元に戻るブタ…』という商品らしいのです。…と、買ったときはこういう商品名だったんですけど、『ピタミン』という名前に変わったみたいです。
こちら http://pitamin.blog18.fc2.com/ でも買えるようです。

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よごれたら洗えます。

フリーマーケット

おいちゃん。これいくら?

「五千円!」

うーん。ちょっと高いかな。

「じゃあ、いくらだったら買うのよ。」

三千円。

「だったら、四千円でどうよ。」

三千んんん…

「いいよ、三千五百円で。」

おし。買った。

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ケースの裏には、女の人の名前が書かれていました。
たぶん、いまは おばあちゃん になってる、どこかのだれかが、若かった頃に使っていたカメラ。
たいせつに使われてみたいで、埃を拭き取ると、輝くほどになりました。

手元に来たのも、なにかの縁です。大切に使わなきゃです。

戦車

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フリーマーケットで買った戦車。
おもちゃ かと思ったら、ライターでした。

きっと将軍さま…いや、特定の だれか ではなくて、たとえば、人民軍の 淋なんとか陸軍中将 とか…っているのか、そんなひと…ともかく、そんなエラいひとの紫檀だか黒檀だかの事務机に、同じライターが載ってたりするのかもしれないのです。

んで、キューバ製の葉巻とそっくりな某国産の葉巻に、しゅぼ。って火をつけながら、参謀の 陳なんとか大佐 と…だから いるのか、そんなひと…ともかく、そんな漢字一文字なひとたちが、無節操に煙むる葉巻のケムリを手で追い払いながら、軍人将棋をさしてたりするのです。

あ、将軍、そこは地雷であります。また、わたしの勝ちであります。

もう、知らないひとには、なんのことかさっぱりわからないのです。

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とりあえず、戦わせてみました。

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タバコを吸わないので、ライターの置き場はガスコンロの横なのです。

電話機を買い換えた。

昼休み、仕事場の近くでやっていたフリーマーケットをのぞいたら、電話機が買ってほしそうにしていたので、おぢさんに値段を訊いたら、ポケットの中の、お昼ごはんのときに貰ったお釣りと同じ金額でした。

もしかしたら、おじさんは、超能力者でポケットのなかを覗いたのかもしれないと考えると、敵に回すと手ごわい気がするので、電話機を買ってきました。

すみません。購入動機が、いまいち不明です。

フリーマーケットですから、もちろん箱などあるわけもなく、ありあわせのコムサ・デ・モードの紙袋に入れてくれます。紙袋だけ おしゃれです。

仕事場が終わったら、この紙袋をぶら下げて電車に乗ります。

ホームで電車を待ってると、肩の下がった灰色のスーツをきた無精ひげの男から「すみません。電話を貸してもらえませんか」と声を掛けられるのです。

もちろん、そんなことは一生のうち一度か二度あるくらいですから 空想にきまっているのです。でも、コムサ・デ・モードの紙袋から電話機をとりだして、男に差し出すと、男は左手の指を電話機の背中に引っ掛けて、右手で受話器を握ったまま、ダイアルを始めるのです。

男は、5桁の電話番号を回すと、受話器から呼び出し音が聞こえてくるのです。市役所の前を路面電車が走り過ぎてって、パトカーのサイレンは “うー”ってやつです。テーマソングは、『事件記者』でお願いします。

いや、だから、 そんなことはないんです。でも、コムサ・デ・モードの紙袋には、歴然と電話機が入っているわけですから…あれ?歴然って、使い方これでいいんでしたっけ?すみません。ワタシニホンゴワカリマセン。

いや、まあ、ともかく、電車に乗ります。電車が動き出してしばらくすると、誰かの携帯が鳴っています。コムサ・デ・モードの紙袋のなかの電話も、もしかするとつぎのトンネルを抜けたあたりで鳴り出すかもしれません。

呼び出し音は、 “ジリリン。ジリリン。”ってやつに決まっています。そしたら、おもむろにコムサ・デ・モードの紙袋から電話機を取り出して、床において受話器を取るしかありません。

マナーモードがないのですからしかたありません。電源スイッチなんて、世界中探してもみつからないのです。送話口を押さえて「もしもし」と言っただけで大注目です。ヘタすると隣の車両からもヤジウマが押し寄せます。

ヤジウマの整理に おまわりさん まで動員されるのです。 でも動いている電車なので、おまわりさん は乗り込めないのです。お客さんのなかから おまわりさんを さがすのです。車掌さんが、「おまわりさん はいらっしゃいませかー」と声をかけて回ります。

肩を壊して おまわりさん を辞めた おじさんとか、カゴの前に「安全パトロール中」と書いた自転車に乗った おばちゃんとかが名乗り出てきます。

そのあいだも電話は続いています。電話線がどこにも繋がっていないことに気づくひとなんかいません。もしいたとしても、気づかないことにしてくれているのです。歌舞伎の黒子さんみたいなものです。日本の伝統文化です。とらや の 羊羹みたいなものです。それは ぜんぜんちがいます。

そんなことより、コムサ・デ・モードの紙袋に入った電話機が鳴り出したりはしないので、前提がおかしいのです。この作品の大きな瑕疵です。って、作品ってなんだ?

脳みそが疲れ果てた気分で部屋に帰り着きます。さっそく電話機の交換です。 玄関がちょっとだけ明るくなりました。

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…黒い電話機だったら「黒電話」なのですが、これはなんて呼ぶのでしょう?

「白電話」?「白い黒電話」?「白黒電話」×