ことしは、これといって目玉となるものもない『世界の巨大恐竜博2006』。でも、だからといって、骨好きが行かない理由にはなりません。
会場では、ことしもお母さんたちが写真を撮っています。…お子さんの背景に写っているものは「骨」ですよ。
これだけ骨があると、心霊写真なんかも撮れそうです。キツネの霊やネコの霊だってあるのです。恐竜の霊がいないなんてことは、ありません。…え？そうなの？？
お母さんが撮った写真の、こどもの肩のあたりに、恐竜の霊が写っていたりするとかなりイヤかもしれません。…ああ、そういえばおまえが子供のころ撮った写真には、カギ爪でトレンチコートの男が写ってたね。とか。
あと、恐竜の霊を連れて帰ったりするひととかいたら、これもずいぶんイヤです。…なんか、肩が重いと思って、観てもらったら、恐竜の霊がついてたよ。とか。…きょうも50トンを肩に出勤です。
お母さんが、子供を入れて写真を撮っているのは、まだ、’あぁ、子供の写真なんだね。’ と、わかるとしても、ただ展示品の写真を撮っているひとは、やっぱりカギ爪の男の心霊写真狙いなのですか。それか、ブログのネタですか？だって、カタログも売っているんですよ。展示品の写真は、カタログにぜんぶ載っているのに。
でも、まあ写真の撮りやすい位置に展示されているのも事実。カメラを持っていたら、写してみたくもなります。
だからといって、こういう写真では、資料性はまったくありません。
