日本丸

暑さでふらふらしながら歩いてたら、港に日本丸・・桜木町の駅前で使わなくなった船渠の中にアヒルのおもちゃ然と浮かべてある観光名所的やつではなくて、浦賀の造船所で造られた現役の航海練習船のほう・・・が泊まっておりました。

ああ奇麗であるなあ。と、ぼーっとしたアタマで考えて、やっぱ船乗りになっておけばよかったかと一瞬考えてしまうものの、海に出て ダイオウイカ とか マッコウクジラ などと遭遇してしまったら戦える自信はなく、ましてや、夕暮れの街角に現れる赤いマントの怪人の乗ったアドバルーンは海の上ではどこに飛んでいくのか。と つらつら考えはじめるのは、たぶん ぼーっとしたアタマ のせいであります。

これが海の上であったなら、きっと つらつら考えている間にシケの大波に さらわれるにちがいなく、きっと 船べり には近づかんほうがよろしいし、ましてや帆柱に昇るなどありえぬことで、やはり船乗りは無理であるかと ぼーっとしたアタマが納得いたします。

それでもやっぱりこの船は奇麗であるので、戦前の日本に生まれて郵船の船長さんになっておけばよかったか。と考えたら、それでは航海練習船は桜木町の駅前の日本丸のほうであるかと思いついて、船乗りになるのも大変であることよ。

と、いらん思いを馳せていたら、すっかり日も傾いてしまう夏の終わり。


撮影データ
カメラ/レンズ:CONTAX 159MM/Carl Zeiss Distagon 2.8/35
フィルム:KODAK PORTRA 400

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