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2006/8/6 日曜日

夏の風物詩

Filed under: 日記 — murata @ 22:23:32

といえば…行き倒れですよね。
え?そう思っているの、私だけですか??

煉瓦敷きの歩道に横たわる、白いシャツの男性。
無線で指示を仰ぐ、おまわりさん。
たまたま通りかかったおばさんが、日傘をさしかける。
チラシを団扇に風を送る、チラシ配りのお姉さん。
救急車のサイレンが、遠くから近づいてくる
散歩途中の犬が、落ち着きなく吠え回りはじめる。

ほ〜ら、夏っ!ってイメージでしょ。

倒れているのが、こざっぱりした格好のおじさんだったりすると、もしかしたら、おじさん、いままでの3分間、宇宙からの侵略者と戦って、いままさに変身が解けたところだったりするのかもしれない。

すると、その宇宙からの侵略者はどうなってしまったんだろう?正義の味方に倒されるなり、宇宙に帰っていくなりしていたのならよいのですが、まだどこかに潜んでいて、ここに集まった野次馬のなかに紛れ込んでいて、虎視眈々と侵略の機会を窺っているとしたら…

おじさーん!おきてー!

いや、そうでなくても、たとえばいま無線で指示を仰いでいる おまわりさんが宇宙からの侵略者で、この夏がUFOの夏で、いまからやってくる救急車が、宇宙人の乗り物で、いままさに衆人監視のなかで、おじさんが連れ去られようとしているところだとしたら、明日からいったいだれに、地球の平和を託せばいいのですか…

おじさーん!おきてー!

いや、まて、おじさんがいままで宇宙からの侵略者と戦っていたと決めつける証拠はなにもないんだ。だいいち、まだ宇宙からの侵略者の攻撃を受けたという話しも聞かない。もしかして、おじさんは事故に遭って、たまたまそこに、いい宇宙人がいて、おじさんが助けてもらうかわりに、そのいい宇宙人がおじさんのなかに入って、おじさんは宇宙人に変身するカラダになって、このさき悪い宇宙人がやってきたときに変身して地球を守ってくれるということ?だったら、救急車なんかで運ばれたら、軍の施設に入れられて、人体実験されちゃうんじゃあ…

おじさーん!おきてー!

いやいや、やっぱり夏といえば、タイムトラベルだから、おじさんは 22世紀の未来からきたひとで、たまたまタイムマシンの設定が悪くて、現代にタイムスリップしたとたん、足もとがおぼつかなくなって倒れちゃったとか…

いやだー!未来人が 下腹の出た おじさんなのはー!

…道で行き倒れてた おじさんのことを こんなに心配しています。

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