某所で楽器コレクターと紹介されました…
言われるとたしかに、管楽器とかギターとかベースとかキーボードとか、ひとつだけではなくて持ってます。
でも、べつにコレクションしているわけではないのです。
ほら、よくありません?ものは、あるときには、ワをかけて集まるようなこと。
たとえば、蜜柑がおいしそうだったので買ってきたら、夕方、田舎の親戚から箱で届いたり、おまけに遊びにきたともだちが手土産に持ってきたり…
あるいは、お昼にトンカツのランチセットを食べたら、夜に老舗のトンカツ屋さんに誘われてしまったり…
本命さんのメアドを聞き出したら、むちゃくちゃタイプのコと仲良くなったり
…あ、これはあまりありません。
おなじですよ。おんなじ。
ワをかけて集まってくるんです。楽器に限らず…限らないのか…
でも、高いのもは買ってません。安いのがワラワラ…ワラワラなのか…
ほら、ひとが、「こんな安物はダメだから」って言ってると、なんか不憫で買ってあげたくなるじゃないですか。
あと、質屋さんの店先で、ブランドもののハンドバッグやネックレスの棚に挟まれて、ぽつんと一万円ぽっきりで売られてる楽器とか。
で、そんなんだから、弾こうと思うと、まずちゃんとしたお店で調整してもらいます。
「いつごろ買ったの?」
友だちに譲ってもらったんで、よくわからないんです←質屋さんで買ったとは言えない。
「ぜんぜんダメだよ。これ」
…
で、で、そんなんだから、売るにも売れなくて、よけいにモノが増えていきます。
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最近は、ちゃんとフンベツがついてきたので、ほしいモノがあっても、たいていのものは、その場で決めずに、ちゃんとうちに帰って考えてから決めるれるようになりました。
うちに帰ると、カタログや雑誌を広げたりして、値段とか性能とか評価とかをちゃんと調べます。
調べるだけで満足しちゃうものもあります。調べてるうちに売れちゃうものだってあります。
お姉さんをデートに誘おうと思って、お店のシフトを調べてたら、すでにカレシ持ちだったりもします…なんのはなしだ。
メーカーや代理店に問い合わせたりもします。
あんまり頻繁に問い合わせるものだから、担当のかたに覚えられたりもします。
「新品を買ってくれたら楽器に名前を彫ってあげますよ」
悪魔のささやきが…